襲撃されたお城













あのね
不安なの


君がどこかへ
消えてしまうんじゃないか


そう思うと
感情を抑えられ無くて
衝動が溢れ出して
涙が止まらなくて


もうあたしの心は荒れ放題

君に喜んでもらいたくて
お城みたいにしたお部屋も荒れ放題



どうして君は
あたしの心を掻き乱すんだろうね



お気に入りの香水は落ちてしまって
香りは一気に空気中へ飛ぶ


体の香水は雫となって
瞳から溢れ出してしまうし


びりびりに破ってしまった
大好きな本達も


綺麗に手入れしていた髪型も
今はぐちゃぐちゃのぼっさぼさ



心は割れて
もう修復不可能


ねえ

前のあたしを返してよ

いつも笑顔だったあたしを返して


君に注いでいた愛情、
全てあたしに返して




謝られてもこまる


守れなくてごめんねって
言われてもこまる



そんな事思ってなかったくせに
簡単に言わないで



結局君は最後まで
あたしの事何も知らなかったね




あたしは君の笑顔が
見れれば全て許したのにね


どうして肝心な時に
笑顔を見せてくれなかったの