お口をチャック













笑顔でいなくちゃ

おかあさんと
おとうさんを

困らせてはいけない


わたしは子供
おかあさん達は大人


立場が違いすぎる



「これをしなさい」

そう言われて拒んではいけない

だってわたしは子供


おかあさんや
おとうさんは

子供のわたしにとって

全てなのだから



「貴方はとてもいい子なのだから」


ううん、
わたし、いい子なんかじゃない

おかあさんを困らせたくないから
おかあさんを怒らせたくないから

だから、
いい子のふりをしてるの



わたしが言う事を聞かなければ
きっとおかあさんは困るでしょう?



「おかあさんたちにも」

「子供の時代があったのに」

「わたしたちの気持ちは分からないの?」


そう言ってしまえば

全てが崩れてしまう事を知っていたから


何も言えなかった